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ケリングは、世界各地の従業員、サプライヤー、そして顧客のウェルビーイングを確保するために、サステナブルなラグジュアリーを促進するステークホルダー・エンゲージメントの強化に取り組んでいます。地球規模のファッション業界の取り組みに積極的に参加し、名門教育機関や大学とのパートナーシップを強化しています。
クラフツマンシップを守り、伝統的なノウハウを末永く受け継ぐことは、ケリングにとっての重要な目標の一つです。2017年にケリングは、リーダーシップ基準を堅持しながらもベストプラクティスを共有できるサプライヤー向けのトレーニング・プラットフォームを開設しました。
また、職人技や伝統を学ぶプログラムを遂行することで、地域社会の遺産保全にも尽力しています。その一例には、ブリオーニの「スクオーラ・ディ・アルタ・サルトリア」、ボッテガ・ヴェネタの「スクオーラ・ディ・マエストリ・ペレッテリア」、グッチの「アルタ・スクオーラ・ディ・ペレッテリア」があります。
ケリングは、ファッション業界の将来を担う若き才能をサポートしています。「ANDAMファッション・アワード」の公式パートナーを務め、また、ケリングとパーソンズ美術大学が米国で毎年開催する「Empowering Imagination」コンペに選ばれた同大学のBFAファッションデザインプログラムの学生を毎年採用しています。
多様性、平等、女性の活躍支援を推進することが、ケリングにとっての最優先事項です。ケリングは、グループ全体のあらゆる階層と役職において、男女平等と賃金の格差解消を目指しています。「リーダーシップ・ジェンダー・ダイバーシティ」プログラムは、女性が重要な管理職に就く機会を促進し、平等であることが当たり前になることを目的としています。現在ケリングでは、全従業の63%、管理職の57%、エグゼクティブ・コミッティーの33%、取締役会(従業員代表取締役を除く)の45%を女性が占めています。フランスのCAC 40構成企業において、男女平等の実現を推進するうえでリーダー的存在となっています。また、ラグジュアリー企業のうち、ブルームバーグ「男女平等指数(GEI)」
に選定されているのもケリングだけです。
ケリングは、ラグジュアリー業界の模範的な企業になることを目指しています。社員一人ひとりにとって働きやすく、働きがいのある職場づくりに努めています。職場のウェルビーイングと福利厚生プログラム、および2017年に導入された3つの社内グローバル・プログラム(友人紹介制度、社内公募制度、く子どもを迎えた全社員に14週間の「ベビー・ケア休暇」)によって社員の満足度を強化すべく取り組んでいます。人材育成はケリングの基本理念、そして企業風土の指針であり、従業員がそれぞれの能力と創造性を最大限に発揮できるような環境づくりを目指しています。