0 の検索結果0件 ""
• 先述の通り、ケリングはUN REDD+のほか、生物多様性の保全、炭素隔離、生息環境の改善といった複合的なメリットをもたらすその他のプログラムを通じて、2025年までにサプライチェーンの外部にある極めて重要で“置き換えが不可能な”生息地を100万ヘクタールにわたって保護していきます。これはケリングの土地利用フットプリントの合計の約3倍の面積に相当します。
• 250以上のファッションブランドおよびサプライヤー(業界の約35%に相当)を集め、気候、生物多様性、海洋の健全性をテーマに協力し合うファッション協定の先頭に立ち、極めて重要な役割を担い続けます。
• 生物多様性保護の第一線で活躍する団体に対し、力強い支援を継続していきます。
• 環境への負荷が大きいファッションショーの年間スケジュールや要件を見直す流れにおいて、ファッション業界をリードしていきます。
• 38,000人以上の従業員に対し、各ブランドや事業所単位のさまざまな活動(ミツバチの保護活動に取り組むクラブや市民科学プロジェクトなど)を通じて、生物多様性を日常生活に取り入れるよう働きかけます。さらに、生物多様性とサステナビリティに関するオンライントレーニングやゲームの開発を継続して行うことでチームを巻き込み、生物多様性に対する関心、考察を日々の生活に反映させていきます。
• 既存の認証スキームおよび基準において、生物多様性に関する項目を強化するよう働きかけていきます。
• 科学、学術、産業界のパートナーとの連携を維持し、高度な変化を促すことができるツールやレポートを作成、その知見を広く公開します。
• EP&Lを通じた社内での測定を強化するとともに、業界を支えるオープンソースの運用可能なツールを開発することで、自然資本会計を推進し続けます。
ケリングと各ブランドは長年にわたり、生物多様性の保全と科学の最前線で活動するさまざまな国際機関を支援してきました。その中には、世界的に失われていく生物多様性の規模の大きさを訴える重要な報告書を発表し、世界に対して注意を喚起したIPBESとの間で結んだパートナーシップも含まれています。また、ケリングはパリの自然史博物館への支援に加え、先日、世界環境デーに合わせて発表された通り、地球の数多くの自然資産をまとめた世界的なメディア・プラットフォーム、The Explorers(エクスプローラーズ)
を積極的に支援しています。2020年に入ってからも、オーストラリアの山火事と戦うチームに力強い支援を提供するなど、ケリングと各ブランドは多くの危機に対応しました。最後に、グループの各ブランドもさまざまな生物多様性プログラムをそれぞれ直接支援しています。たとえばグッチは絶滅危惧種とその生息地を保護するために、今後5年にわたり毎年1億ドル以上の資金を集めることを目指しているライオンズ・シェア基金とパートナーシップを結んでいます。