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自然再生基金(Regenerative Fund for Nature)は、世界各地の有望かつ革新的な環境再生型農業のプロジェクトを支援し、100万ヘクタールの農地や放牧地において、環境再生型農業への移行を促進します。ケリングとコンサベーション・インターナショナルが立ち上げたこの基金は、設立初年度に7つの意欲的なプロジェクトを選出しました。
今回の取り組みを通して、ケリングとコンサベーション・インターナショナルは、気候や地球に大きな影響を与える既存の農法から、自然を回復し、気候変動を緩和する再生可能な農法へ移行する農家を資金面で支援することを目的としています。対象となるプロジェクトは、ラグジュアリー分野の中核となる原材料(レザー、コットン、ウール、カシミア)の1つまたは複数に焦点を当てたものです。
基金への申し込みは、2021年初めに募集が開始され、4月に締め切られました。世界中から寄せられた73件に及ぶプロジェクトの中から、7件が選出されました。ケリングは、2021年9月にマルセイユで開催されたIUCN世界自然保護会議にて、「自然再生基金」の一部として選ばれた7つのプロジェクトを発表しました。2021年の助成先は、多様で強力なポートフォリオを構成しており、各イニシアチブが示す革新的なアプローチが際立っています。選出されたプロジェクトは全体で84万ヘクタールに及び、最終的にはその土地が環境再生型農業へ生まれ変わり、世界中の6万人の人々が関わることになります。
今回のプロジェクト選出は、具体的な行動を通じて自然を守る、というケリングの新たなコミットメントに加え、創造性、サステナビリティ、ビジネスにおいて世界で最も影響力のあるラグジュアリー・グループになるというグループの目標を示すものです。